成功したら大きなビジネスにつながる社内ベンチャー! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 社内ベンチャー成功ノウハウマガジン vol.17 -新産業創造戦略について- 2004/5/27 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 2004.5.17の経済産業省の産業構造審議会新成長部会に おいて、 新産業創造戦略を取りまとめ、2004.5.19の経 済財政諮問会議に、 中川大臣より同戦略の報告をした という、もし民間なら2日前に取 纏める、泥縄とも言 われる今後の新たな産業に対する方向性が 纏まりつつ ある。 この将来展望が、その通り行くかどうかについては、 神のみぞ知 るところではあるが、ベンチャーに携わる 人は、少なくともその中身 について、知っておいて損 はない。 詳細は、経済産業省ホームページ http://www.meti.go.jp/policy/economic_industrial/press/0005221/index.html にあるので、「概要」位は見ておく必要があろう。 政府が国の将来の産業の成長性から、政策的に力を 入れる戦 略を決めるというのもおこがましいと言う民 間人も多いと思うが、 国が決めると、そこで決まった 成長産業とそうでない産業では、 助成金や、各種施策 について結構差が付くということは当然あるし、 また、そのような、将来の産業に対する支援を国を上げてやろうと いうこと無くしては、将来の国家レベルの産業政策がないということ にもなる。 そこで、社内ベンチャーをやっている人は、少なくとも国が「将来 性がある新規事業だぞ」と言っていることで、社内での保守・本流 派に対する理論武装に使おうではないか。 企画なり、準備中の社内ベンチャー事業が、一見すると入ってい ないと思い込んではいけない。 「先端的な新産業分野」「市場ニーズの拡がりに対応する新産業 分野」「地域再生の新産業分野」のいずれかに、解釈しだいで入る 事業になっているはずなのである。 優秀な官僚の作る文章は、もし想定していない新産業が大きく成 長しても、この3つの分野のどこかに書いてあると解釈しだいででき るようになっている素晴らしい文筆家なのである。 ちなみにかがみ事務所のビジネス支援事業は「市場ニーズの拡 がりに対応する新産業分野」中の「ビジネス支援サービス」に入って いると解釈できるが、よく読むと入っていないとも読み取れるので、 あまり突き詰めて読まないで利用する方が賢明かもしれない。 ------------------------------------------------------ ●マガジン登録・削除ご希望の方は http://www.h4.dion.ne.jp/~nova/mag2.htm にてメールアドレスのみで行えます。 過去のバックナンバーもここです。 ●本メルマガは、第3者への転送は自由・大歓迎です。 また、原文のままの引用も自由です。 ------------------------------------------------------ 発行 かがみ事務所 代表 鏡味 義房 かがみホームページ http://myweb.to/kagami もう1つのメルマガ「中高年になったら自営業!」好評発行中。購読は http://www.h4.dion.ne.jp/~nova/mag2-2.htm 問い合わせは、kagami@k6.dion.ne.jp(コピーしないでアドレス打ってください)宛てに。 |