成功したら大きなビジネスにつながる社内ベンチャー! 
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    社内ベンチャー成功ノウハウマガジン vol.25
     -成功した社内ベンチャーは上場すべきか?-    
                      2007/2/23
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独立ベンチャーなら、成功したベンチャー事業を上場して、
創業者としてのお金を手にすることが当たり前のことと考えられ
ますが、上場は良いことばかりではないのです。

 ホリエモンや村上ファンドのお陰で問題意識が出来たように
会社を買収される恐れがあるのです。もちろん買収される価値が
あって、それで株主は価値を認める人に株を売れるというのは、
公開されるメリットでもあるのですが。

 買収を容易にする株式交換による買収が昨年5月の会社法改正
で出来るようになっていますが、海外企業が株式交換ができる、
三角合併は一年ずらして今年の5月から実施が可能となります。
 何故1年ずらしたかと言うと、海外特に、会社法改正の圧力を
かけた米国の企業の株式時価総額は日本企業と較べて1桁大きい
からなのです。

 株式時価総額が10倍の会社が1/10の会社を株式交換により
買収するのは、誰が考えても、容易なことだし、防衛する為の
方策を実施するには、1年でも短すぎるくらいだったのですね。

 そこで、社内ベンチャー事業の役割が大きな要素になるのです。
 社内ベンチャー事業を上場すると、上場したベンチャー会社も、
親会社も買収に対しては、弱いままなのですが、もしベンチャー
事業を上場しなければどうでしょうか。

 親会社の株価は、ベンチャー事業の内容によっても左右され
ます。
 ベンチャー事業が上場できるほど経営内容が良ければ親会社
の株価が上る=株式時価総額が大きくなって買収しにくくなる
ということになります。
 親会社の連結利益の過半を稼いでいて、上場しないことで、
親会社の株価が数倍になるという実例などを含めて「社内起業 
完全マニュアル」にこの辺りを書いてありますので、図書館な
どで借りて頂ければ参考になるかと思います。
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