のんびりやろうよ人生を! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 中高年になったら自営業! vol.14 2003/12/1 - 自営業とネットワークビジネス(研究編) - ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 自営業か、サラリーマンのサイドビジネスかということは別 として、紹介して商品を販売するネットワークビジネス(NB) が、インターネットという地域や知り合いという既存の人的枠 を超えた形も含み、盛んになってきている。 NBというと、何か怪しげなイメージがあるのも事実であるが、 年金減額など、将来の見えない時代に安定した個人事業として 普及する可能性も大きい。 それでは、なぜNBが怪しげなビジネスとしてイメージされる のだろうか。 これを研究するために2ヶ月くらい、NBを調べ、資料請求や 申込み、商品購入、返品など実践してみたが、その間、事務 所のポストに入らないとか、宅急便の商品往復など、異常に かがみ事務所への配達人が訪れることになった。 ここまでで、私見としてのNBの要素を纏めてみる。ただし、 具体的には差し障りもでるので、一般論にてご容赦。また、 今回長いメルマガになるので、興味のない方は読み飛ばして 頂ければ幸いです。 なお、実際のNB参加しての実績やトラブル(きっと私は実績 もなくトラブルもないかもしれないが)については、後日実践編 としたい。 (1)商品が消費者に受け入れられていること。 「アムウェイ」はいろいろな批判もあるが、アムウェイ商法が 本になるぐらい長く続いているのは、自社商品開発がしっかり しているからである。 役立つ商品でなければ、NB組織は続かないことになる。 実は、この点がおろそかになっている典型が、「ねずみ講」 という、お金が商品のNBともいえる。 お金は一番役立つ商品とも言えるが、お金をお金で買うマネ ーゲームとなるので、健全なNBとは程遠いことになる。 しかし、見かけは商品の顔をしているが、商品自体は、パチ ンコの景品交換所へ持ちこむような、お金に替えるためだけ にある商品というものが、NBでは結構多い。 NB組織内で、「商品なんかどうでも良いのだ、儲かれば」と いう人の多い組織は殆どがこれである。 (2)販売奨励金を通信販売と較べてみる 2002年12月期単独決算の通信販売大手セシールとニッセン の、販売費及び一般管理費の売上に対する比率は両社同じ 46%となっている。 同じ無店舗販売として、販売金額の約50%が全階層合計 の販売奨励金という程度が妥当ではなかろうか。 これと較べてあまり高い販売奨励金はマネーゲームにつなが ることになり、ねずみ講の場合はほぼ100%となる。低けれ ば組織を維持する販売が続かなくなるというのは、通販なら、 カタログ配布を絞って経費を減らすと売上減になってくるとい う感じになろう。 (3)会社がしっかりしていること 私が資料を貰って、しばらくしたら連絡ができないといった、 NBの会社が続かないという事例が多かった。 事業体としてしっかりした会社を見極めることは、決算資料が 公開されていないということで難しい。 違法な営業が多いかどうかは、インターネットで検索すると、 被害に遭うような運営をしているNBなら容易にお目にかかれ ることになる。 (4)NBと言わないNBは要注意 内容を相当くわしく調べないと、NBでないと言っている 「マルチまがい」を見分けられない。 紹介販売で、NBと言っていないでそこそこの手数料が出る という良い仕組みはあるのかもしれないが、私の、にわか研究 では発見できないでいる。 法的にも「連鎖販売取引」として各種の規制が義務付けら れているので、NBとはっきり言って、結構厳しい法律を守って いることは、最低条件となる。 NBと言わないということは、法規制を逃れるヤミ金融のような ものである。 (5)初期負担が大きくないこと 加入料と言わないで初期在庫といったりする場合もあるが、 要するに、自分または紹介者などの売上でなく自分の払う金 額でランクアップや、将来の収入(保証のない)をもくろむこと がNBの落とし穴になる。 そういう意味で、高額品の初期在庫購入が加入の条件のような NBは、夢に賭ける錬金術師となろう。 (6)ノルマがないこと これがないと、紹介インセンティブが小さいということになる ので、NBでノルマがないのは、相当に商品が良くて自分で使う分 を安く買える程度からといった人が多く参加しているような組織 として、お奨めNBとも言える。 インターネット検索など、NBの苦情や不評の原因の殆どが過剰 なノルマからくる強引な勧誘や達成目的の自分での買い込みにある。 (7)実践編テーマ会社 インターネット検索などで苦情がないことと、商品が良いこと、 会社がしっかりしていてノルマがないことから選定して、私が 個人的に実践編として取上げたものは、テレビの健康番組や雑誌 などで取上げられているジュースとなった。 (11月末に登録したばかり) ビジネスの詳細や、体験談など、参加型メーリングリストによっ て、納得できればという形 http://www.dream-at.jp/dream-at/gen.cgi?pg=dream-at1&ml=mirror@adgnet.or.jp&id=TN100088 公式サイト(ここから「日本」を選ぶ) http://www.tahitiannoni.com/mirror 2つのサイトを見て、ご意見や情報を、どしどしメール下さい。 実践編の参考にさせて頂きます。 ---------------------------------------------------- ●マガジン登録・削除、バックナンバーご覧になりたい方は http://www.adgnet.or.jp/~kagami/mag2-2.htm にてメールアドレスのみで行えます。 ●本メルマガは、第3者への転送・お勧めは大歓迎です。 また、原文のままの引用も、大歓迎かつ好き放題です。 ------------------------------------------------------ 発行 かがみ事務所 代表 鏡味 義房 かがみホームページ http://myweb.to/kagami ☆真面目なノウハウ集「社内ベンチャー成功ノウハウ集」は http://www.adgnet.or.jp/~kagami/mag2.htm 問い合わせは、kagami@k6.dion.ne.jp(コピーしないでアドレス打ってください)宛てに。 |