のんびりやろうよ人生を! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 中高年になったら自営業! vol.32 2004/6/29 - ホームページは強力な営業ツール-1 - ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 今や、ホームページを持っていない会社は殆どないくらい普及 しているが、自営業は、紙の事業案内や、事務所案内を作ると、 メンテナンスする手間だけでなく、それの印刷・配布費用もばか にならないことから、ホームページを活用することが、営業案内 として強力な営業ツールとなる。 しかし、ホームページは、出すことに価値があるのではなく、 見てもらうようにしてはじめて真価を発揮することになる。 ホームページを出すことは、今や、やりようによっては簡単で 費用も殆ど掛らないのだが、出しただけでは富士の樹海に看板 を出したようなもので、誰も見ない孤立したホームページとなっ てしまう。 そこで、今号は、ホームページ作成しインターネットに出す ことを書いて、次回はそれを見てもらうためにどうするか、 という2回シリーズにする。 (ホームページは、自分で作る) 会社のホームページなら、お金を掛けて、外注してしまう ことも社内に人がいない場合は1つの方法であろうが、自営 業は、多少デザイン的に劣るとしても自分で手作りしたい。 これは、はじめの費用や、その後の更新(これが大きい) に掛る費用を削減するだけではなく、自分の考え方や意見を、 適時タイミング良く打ち出してゆくには、どうしても自分で作る 必要があるからである。 また、きれいなホームページ=見て貰えるページ かという とそうでもなく、逆に、ホームページを作り慣れてきて、きれい になったら、どうも気持ちが伝わらなくて、売れなくなってしま ったというECショップなども多数ある。 よほど、見づらいホームページでなければ、読んでもらうに は、内容が重要な要素になるのである。 大多数の自営業は、会社時代に培ったノウハウや知識を ベースにした受託仕事となるが、そのノウハウや知識を 「自分の考え方」としてホームページに載せるのである。 個人のホームページを部下を使って作るという「公私混同」 だけは、避けよう。 (自分のホームページは無料で出せる) 今や、プロバイダーで、無料のレンタルサーバーエリアを 提供するのは、当たり前になっている。 もし、無料のサーバーを提供していないプロバイダーなら、 プロバイダーを変えるか、プロバイダーではない別の無料 で提供しているサービスを利用すれば良い。 ただ、無料で提供されるサーバーを使うと、ページに関係 ないバナー広告が載るということがあるので、できるだけ プロバイダーのサーバーを利用した方が良いだろう。 私の使っている「DION」は、初期設定で5MBまで無料、 WEB上で手続きをすれば20MBまで、無料で拡張でき るようになっている。 ちなみに私のホームページは、数えていないが、300 ページ位として、丁度10MB程度である。 (ホームページはワードが出来なくとも作ることができる) 今は、私も必要に迫られて、ワード、エクセル、パワー ポイントなども使っているのだが、はじめてホームページ を出した8年前には、ホームページを作って、サーバー に出すための「ホームページビルダー」しか使えない状 態であった。 あるセミナーの講師を頼まれ、資料として、ホームページ をプリントして送ったら、「文章ではなく表にして欲しい」との 難題を付き付けられ、しょうがないので、ホームページビル ダーで、WEBの表にしたことがあって、主催者から「ホーム ページを作っているくらいなので、エクセルで作らないの?」 など、まさか一般的OAソフトを使っていないとは考えもしな い質問を受けたくらいホームページは簡単に作れるのである。 今や、無料のホームページ作成ソフトや、有料のソフトも 各種ありすぎて、どれを使ったら良いか分からないのだが、 ソフト各々の使い方のローカルルールをマスターして、1つ を使いこなせば殆どのことができるので、何でも良いだろう。 なお、昔から商売としてホームページをやっている人が 使っている「HTMLタグ」は、ホームページ作成を商売に している人は別として、「内容」を出したい人には、10倍くら い作成の手間がかかり効率が悪いので、お勧めできない。 (ホームページをサーバーに出すのも簡単) 私の使っているホームページビルダーでは、追加・修正 した部分を付随する公開ソフトが自動的に判別してサー バーに送りこむことをやってくれるので、どの部分を直した かということも意識しないくらい簡単に送りこめるのである。 また、プロバイダーを変更したりした時も「引越し」が、 1分もあれば完了するのである。 ホームページを出しただけでは、誰も見ないので、まずは 気楽に作って出してしまおう。 私の最初の頃のホームページを見ていた人は殆どいない ので、間違っていたって平気で、後で直したものである。 今でも、気楽に「間違ったら直せばいいや」でやっていると、 時々きついおしかりのメールを頂くという、「校正者」を多数抱 えるホームページに成長したのである。 次号では、気楽にならないように、沢山の人に見て貰える ようにするにはどうしたら良いかについて書くことにする。 --------------------------------------------- ●マガジン登録・削除、バックナンバーご覧になりたい 方は http://www.h4.dion.ne.jp/~nova/mag2-2.htm にてメールアドレスのみで行えます。 ●本メルマガは、第3者への転送・お勧めは大歓迎です。 また、原文のままの引用も、大歓迎かつ好き放題です。 --------------------------------------------- 発行 かがみ事務所 代表 鏡味 義房 ☆案内ホームページ http://myweb.to/kagami ☆ノウハウ集「社内ベンチャー成功ノウハウ集」は http://www.h4.dion.ne.jp/~nova/mag2.htm ☆問い合わせは、kagami@k6.dion.ne.jp (コピーしないでアドレス打ってください)宛てに。 |