| のんびりやろうよ人生を! ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 中高年になったら自営業! vol.42 2004/10/28 - 自営業を卒業する時 - ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 自営業を卒業するというケースには、大きく分けて2つの 場合がある。 一つは、自営業としてやってきた仕事をやめてしまう場合 である。 この場合でも、勤めるようになった場合や、完全にリタイ アしてしまうというように、いろいろな事情があるだろうが、 自営業としての仕事を続けないというだけで、その判断は 自分ですればそれで自営業は終わる。 仕事を続ける理由がなくなったら、無理して自営業を やっている必要もないし、勤めの方が安定して、気楽と いう場合や、スカウトされて勤めるといったことは、これ から日本の労働市場も柔軟になって増えるだろうし、逆 に勤め人から自営業になるというケースも増えるだろう。 その時の状況で、あまり固く考えずに、どちらが良い かは自分で考えれば良いだろう。 病気などで続けられないという場合もあるだろうし、親の 看病で、国に帰るというような事情で、引き続き仕事が出 来なくなるといった場合でも、自営業が自分一人で成り立 っていた訳ではないので、やりかけた仕事や、継続的に 贔屓にしてもらった先に迷惑がかからないよう配慮がで きればそれに越したことはない。 もう一つのケースは、心ならずなのか、目標としてなった かという理由は別として、事業が自営業の形態に合わなく なるぐらい発展したときである。 仕事が自分一人で消化できない規模になって、人の採 用をしないとならない場合や、事業発展のために資金が 必要となり、自営業形態にはそぐわないといった場合には、 会社形態や業種によっては、NPOといった法人化の検討 をはじめた方が良いだろう。 ここで、考えなければならないことは、自営業形態では 継続的に対応不可能かどうかということである。 私の場合、能力に欠ける部分や、オーバーフローする 業務は一過性であって、誰かに足りない部分をこなして 貰えれば、何とかなっている。 自営業が自営業を使えば、良く言えばアウトソーシング ということになり、継続的に雇用をして、「俺って、従業員 に給与を払うためだけに働いているようなものだ」なんて ぼやくリスクを避けている。 というのは格好良く言っているだけで、人を雇用し続け るだけの安定した仕事がないというだけなのだが。 ------------------------------------------------ ●マガジン登録・削除、バックナンバーご覧になりたい 方は http://www.h4.dion.ne.jp/~nova/mag2-2.htm にてメールアドレスのみで行えます。 ●本メルマガは、第3者への転送・お勧めは大歓迎です。 また、原文のままの引用も、大歓迎かつ好き放題です。 ------------------------------------------------ 発行 かがみ事務所 代表 鏡味 義房 ☆案内ホームページ http://myweb.to/kagami ☆ノウハウ集「社内ベンチャー成功ノウハウ集」は http://www.h4.dion.ne.jp/~nova/mag2.htm ★パーティーレシピ: http://www.h4.dion.ne.jp/~nova/mag2-3.htm ☆問い合わせは、kagami@k6.dion.ne.jp (コピーしないでアドレス打ってください)宛てに。 |