安全性は、その処理だけ強化すると逆効果になる

ジャパンネット銀行から振込みをしようとしたら、振込み限度額オーバーで振込めなかった。
 そこで、WEB上から限度額変更(金額の引き上げ)をしようとしたが、ネットではできないようにいつの間にか変更になっている。
 今年の3月には百数十万円の振込みもできたので、今回も6月末振込み数十万円を振り込もうとしたのだが。

○PDFの振込み・送金限度額変更依頼書をプリントアウトして、記入して、郵送でないと受け付けて貰えないようにいつの間にか変わっていた。
 郵送から手続き完了までどのくらいの時間が掛かるか分からないので、今回は別の銀行から振込んでおいて、依頼書にいくらの金額を書いたら良いか考えた。今までの振込みで一番大きな金額を入れておけば、月末振込もうとしてあわてないで済むので、このようなことのないように大きな金額にした。

○振込み限度額引き下げは、WEBから出来るが、引き下げると、また引き上げるのに手間と時間が掛かって、振込みに間に合わない事態が想定されるから、引き下げない。

○ということは、安全策と思っていることが、実はセキュリティー上は危険な方向になっていることに、JNBスタッフは気づいていない。
木を見て森を見ないというか、行動を想定できないというのか、きっと技術的に達者な人がセキュリティー強化策を仕切っているのだろう。

○ジャパンネット銀行は、セキュリティー強化で、ワンタイムパスワードの導入も始めているので、WEB上からの変更にすべきだろう。
 このような郵送というような、ネットバンクの利便性を損ねることは、余程のことでない限り止めたほうが良いだろう。
 このようなことが続くと、メインをeBankに変更せざるを得なくなる。

○昔、ある決済のパスワードを数字4桁にしたところ、セキュリティーの専門家達から、「桁数をもっと増やさないとセキュリティー上危険だ」という指摘があったが、紙に書いておかなければ覚えられないパスワードは、他人に見られる危険性が高く、覚えられるパスワードにした方が安全だった。
 それでも、取引申込みの都度、即時メールを発信するとか、別のセキュリティーを組み合わせることを考えれば安全でしょう。

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