顧客情報流出にどう対処するか
YAHOO BBやジャパネットタカダなどの日本国内の顧客情報流出がニュースになっていたが、AOLは9200万件という桁違いの情報流出という報道。
AOL顧客は全世界で3200万人なのに、約3倍もあるのは、旧NETSCAPEなども恐らく含まれている上、今はもう会員ではない情報まで流出しているとすると、私の情報も流出している可能性がある。
多量の流出は騒がれるが、少量の情報流出はニュースにならないので、情報流出される前提で、個人情報の登録は最小にしたいところではあるが、商売柄そうも言っていられない人も多いのではなかろうか。
私も情報流出されて、スパムメールが 数百通/1日 来るという事態になっていたりして、今は対策して 約百通/日 とはなったものの、どこのサイトから流出しているかを追求することは至難の技となっている。
私の経験から言うと、流出はオンラインの回線から盗むといったことではなく、人的に持ち出すので、大手は顧客データベースにアクセスできる人数が多く人的持ち出し機会が増えると考えられる。そこで、できるだけ小さなプロバイダーや、通販などのサイトを選ぶのも必要となる。
ただし、小さなサイトは、管理状態が悪いところもあるので、小さくて、管理状態の「良さそう」なところを選ぶというこれまた難問をつき付けられることになる。
HOTMAILの例では、私が最初に取ったアドレス宛てにスパムメールの洪水が起こった。マクロソフトにメールで問い合わせたところ、過去にそのアドレスがどう使われていたか分からないので、アドレスを変えることを薦められた。変えたアドレスは殆どスパムが来ないので、これは成功したのだが、前のアドレスは、3ヶ月何も使わないと、フリーになって、誰かが使える状態になるそうで、恐らく元私のアドレスを取得した誰かがスパムの洪水に会っている可能性がある。
ホームページに問合せのメールアドレスを載せると、自動的にメールアドレスを取得して、スパム洪水になっていることもあったが、これは、今「日本語全角」で表示することで、約半年経って、スパムが大幅減になってきた。そのままクリックしてメールを発信できない不便さを我慢してもらうことが必要ではあるが、今のところ有効な手段としてお勧めの方法ではある。しかしその内、日本語全角を、英文字判別するなんてことは想定できるので、何時まで有効な方法かは保証できないのと、似顔絵投票ページだけは掲載を避けられないので、いざとなれば、そこには使わないでも済むアドレスで対応している。
それでも、どこから洩れているか分からないスパムメールを消す作業に追いまくられているのは、洩れたアドレスを「発信人」に使われて、ウイルス警告や、受取り人が居ないといった警告メールが、発信人となっている私のアドレスに来る分が、1/3位混ざっているので、警告メールもスパムメールの一種になっているということに留意して警告メール設定を考えて欲しいものである。
インターネットを使わなければ、そんな被害にも遭わないということを助言してくれる有り難い友人も居るのだが、添加物や食中毒が怖いから食事をしないで餓死せいと言っているようなものである。
健康のためなら、死んでも良いといって、毎日無理して疲労こんぱいになり、健康になる前に死んでしまっては、花見もできないし困った困った。