本格的インターネット利用がはじまって10年
今年2003年4月で、Mozaicブラウザの発明から10周年にあたる。
Mozaic前は、我々のような一般人、一般企業が使えるようなものではなく、大学間や、軍関係など特定の分野で使われていたものが、一気に今日のような使われ方になった。
この発明は、ノーベル賞ものではないかと思いますが。
しかし、たった10年での今日のインターネットの普及ということは、人類の歴史の中では今までにないというより、想定さえ出来なかった普及速度ではないかと思います。
今までのペースで物事を進めていた人、特に、今までの仕事や事業を先陣を切って成功してきた人にとっては、この進化のスピードについて行けないといったことが起こっても不思議ではない。
インターネット世代にとっては当たり前の変化スピードが、古い成功者達にとっては、不快な変化と感じられるのではないかと危惧されます。
進化論で、環境変化に対応できる種が残って行くといった生易しい変化ではないので、突然変異だらけの環境の中で、もがいているといった感じが正直な感想です。
早くリタイアして、進化から取り残されたガラパゴス諸島で、ゆっくり何百年か過ごしたいものです。