銀行の支店統廃合について(UFJは2002.12.21、SMBC追記2004.9.6)
*UFJ編*
- 銀行の国有化が言われているので、そうなる可能性のある銀行はようやく本気で経営の改善にとりくんできている。
- (奥田さんの言いたい銀行名はどこ)
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- しかし、この改善は短期的に経費を切りつめて、採算の目処を付けるといった面では、金融監督庁というか、竹中さんに向けた動きとも言える。
- 金融機関の不良債権処理や、それに伴ない色々な手が打たれようとしているが、預金者(一般の人)については一切触れられていない。
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- 私が個人で使っているUFJ代々木支店(ネットバンキングでも現金の出し入れはできないので、ATMだけは利用する)が2003年2月に、西新宿店に統合されるという張り紙を、ATMの列に並んでいる時に見た。(この時凍りついていたら、どのぐらい時間がたっていたのでしょうか、後ろの人に肩を叩かれて正気に戻りました)
- UFJはATMを自前で運営するという方針でやっていて、am/pmなどでは利用できないため、繁閑の差が大きく、土曜日や夕方はがら空きだが、平日の昼前後と午後3時前は長蛇の列。25日や月末は、ATM利用のための並んでいる人の人件費試算をしたら、1支店で恐らく1日百万円くらいにはなると思う。
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- この張り紙を見て早速、金曜日午後2時頃の西新宿支店を見にいったところ、代々木支店より更にすごい長蛇というより、うじゃうじゃで分からないくらいの列。
- 渋滞の2車線の高速道路同士が合流した先は2車線、という小学校で習った足し算(2+2=2?)と同じく 1+1=1になるとどうなるか。
- 同じ新宿のSMBCがいつもSMAP待ちのような行列で、この時きいたら、支店統合したのにATM設備は前と一緒の台数、との算数を落第したと思われる回答。
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- 果たして、西新宿のSMBCとUFJの列はどちらが長くなるか、勝負をつけようじゃないかといった、期待というかため息というか。
- 恐らく、列の勝利者銀行内部では、統合による効果が大きかったという評価になるのではないかと推測します。
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- ネットバンキングで紙幣印刷して、預金の引き出しできれば、偽札ではないし、めでたく解決!!
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*SMBC編*(2004.9.6)怒っています。
- SMBCは、2004年7月に、代々木支店が無くなり、新宿西口支店に統合になった。
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- 上にも書いたが、既に統合によって長蛇の列のSMBC新宿西口支店に更に支店統合となった。とても窓口は利用できないだろう。
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- ATMは代々木に残しているので良いのだが、貸し金庫は相当大変な手続きをして移動した。
- この時の案内では、料金は半年間で、10、080円が変わらないという案内であった。「距離が遠くなってもまーしょうがないか」ということで移設に協力した。(結構面倒な手続きなので、敢えて協力と言おう)
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- ところが、10月31日から3月31日の半年分の引き落し明細のタイトルが「改定後の新手数料によるお引き落としの明細」ときて、半年間の料金が14、175円(40.6%の値上げ)。
- 世の中で、四割もの値上げが、引き落しの明細という葉書1通を兼ねて一方的に通知されるということは、一般的常識ある企業では考えられない理不尽な行為であろう。
- 本件担当レベルとの交渉ででは、値上げは正当な理由があるので、認められないなら利用を止めてもらうしかないとの話でした。
この値上げは、貸し金庫利用契約の変更とは認められないので、旧料金分だけ引き落し口座に入れておいて、値上げは認められない旨三井住友銀行宛て通知する。
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- リテールとか、銀行はその方向を言っているが、しょせんは変わっていない体質を、リテールに強いUFJをも巻き込んでトップバンクになって、リテールを強化するという訳の分からない戦略なのだろう。
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(貸金庫の結末:2005.2.4)
- 貸金庫の値上げについては、承諾できない旨内容証明を、西川頭取宛送付してから、いろいろなやりとりがありましたが、省略して結論だけ。
- SMBCとしては、確かに第1回の引き落し通知葉書の中に料金改訂のお知らせを入れたのは、旧代々木支店から、移転手続きの時に改訂がないと文書にも書いてあったので、半年分は旧料金で、その後4割値上げの新料金でという提示があり、それで決着。
- 今年の4月からの新料金については理由など納得できず了承した訳ではないので、新料金を払うとみなし了承となることから、面倒だが意地もあって、住友信託銀行に貸金庫を移転して、SMBC貸金庫を解約した。
- 貸金庫料金は、年間17,955円と、SMBC旧料金20,160円(こちらの方が小さい貸金庫)より安くなった。
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