郵貯との相互送金が始まったが、何故こんなに高いのでしょうか。
郵政公社になって、積極施策をやろうと意気込む動きの「真っ向サービス」、今回はジャパンネット銀行(JNB)と、郵貯口座の相互送金が可能になった。
しかし、振込み手数料は、JNB⇔郵貯双方向とも、金額にかかわらず294円となっている。
ネット振込み手数料をJNBの例で見ると、JNB⇔JNBが金額に係わらず52円、他行宛は、3万円未満が168円、3万円以上が262円(3万円以上は、何故かコストが掛かるのでしょうかね)となっているのに較べると、高いことが分かる。
JNBの親会社SMBCの他行宛ネット振込みが、3万円未満210円、3万円以上420円(これまた3万円以上は何のコストがいくら掛かっているのか?)なので、これより安いと言いたいかもしれないが、せっかく始める真っ向サービスとしては疑問符を付けたいのは私だけだろうか。
漏れ聞くところによると、郵政が手数料をゴマンと取って公社収益増加を狙っているという構図らしいが、私のような手数料嫌いの人間は、相変わらず、銀行で預金を引き出して、郵貯ATMで郵貯口座に入金することになる。振込先の郵貯口座へは、それからインターネットホームサービスでやれば、130円の手数料で振替できまんがな。(これをATMキセル振込みと称することにする)
この逆の、郵貯からJNB口座へのATMキセル振込みの場合、驚くなかれ 52円となる。
昔、大阪の地下鉄券売機前で、回数券のばら売りしている人が居たが、ATMキセル振込み請負業を検討する価値があるかもしれませんね。