郵貯民営化に寄せて
郵政が公社になるということで、大きく変わって欲しいことを羅列しますが、ご意見あれば、追加して参ります。
今年私は、表彰状のようなすごい辞令を頂いて、郵便局モニターをしているのですが、どうも上を見た、「やっているよ」活動で、これも民営化でなくなる最後のモニターではないかと思いますが、いずれにしても期待していた意見をもとに改善する活動ではないようなので、WEBで吼えようかという感じです。
1.言葉を官庁用語でなく、民間用語に。
- きっと、お役所では、国会などに説明する正式用語(誰が決めたか?ですが、きっと法律が決めたのでしょう)を使わないといけないということだと思います。
- 日本社会全般に身内意識で固まっていて、お客様に分かり易い用語=不正確な表現(身内に分からない) という図式のようです。
- 民間では、CS運動といって、お客様あっての事業という観点でやろうとしていますが、それでも社風はなかなか変わらないで、CS運動をもう10年もやっていると威張っている会社があったりするのですが。
- 一例)郵貯インターネットホームサービスのメニュー画面での例ですが。
(:以下は私ならこう呼びたい)
- 電信振替、居宅送金 :振込み、書留
- 現在高照会 :残高
- 取扱内容照会 :取引明細
- 受入照会 :(取引明細中にあれば)入金明細
2.クレジットカードは自前でやるべし
- 欧米の銀行収益の多くがクレジットカードのリボ収益になっている。
郵政も民営化で利益を上げるなら、リボや、ローン付きのクレジットカード一体型のキャッシュカードにすべきだろう。
- 日本の銀行も、法的にできるのに、某監督庁のご指導よろしきを得て、子会社に銀行系クレジットカード会社を作っているだけで、本体では、クレジットカード発行をしていない。
- 郵政民営化では、某監督庁に遠慮しないで、小泉首相の改革御旗のもとに今がチャンスでは。
3.縄張り意識はなくそう
- 郵政といっても、簡保、貯金、郵便では、別会社以上の隔たりがあると、世間では言われている。
- 私も、字がへたなせいもあるが、e内容証明、ハイブリッドメールといった、インターネットを利用した居ながらにして紙ベースの郵便が出せるサービスの愛用者だが、代金支払いは、クレジットカードを使う。(もしかしたら、2項でのクレジットカード発行を睨んでの動き?)
郵貯インターネットホームサービスから、WEB連動即時振込(これも長すぎるネーミングだが)、またはインターデビットで払えば便利だが、こちらは貯金管轄なので、実現していない。
- 民間でも部門が違うと別会社同然だったり、派閥があったりという日本人の狭い身内意識が有るが、民営化で民間の良いところは採り入れるという民営化と聞いているので、きっと縄張り意識はなくなると期待しよう。
トップヘ
雑感インデックスへ