デビットカード普及のために一言(2002.9.18)
デビットカードでは、金融取引で窓口販売しているものの購入は、その場で、現金のやり取りも、振込みもしないで良いので、利用者にとって便利であると同時に、証券会社などにとっては、販売機会を逃さないメリットがある。
損保関係では、大手は殆どデビットカード支払いができるが、証券大手は大和證券だけと少ない。
それでも、2002年1月〜7月の、デビットカード取扱い金額の中で、4.2%を占めている。
ちなみに、平均単価は60万2000円である。窓口で相談した結果、このような金額をその場で現金で支払える人は少ないだろうし、すぐ近所に銀行があっても現金を下ろして、また戻ってくるには、手間も安全性からも抵抗がある。
私の事務所は、新宿まですぐなので、とりあえず中国ファンド、MMFなどを大和證券新宿店でデビット購入しようとしたが、口座が九段支店のため、新宿ではデビットカードで購入できないことが分かった。
有形商品ならいざ知らず、金融商品が、口座支店でないと購入できないというのは、デビットカードの仕組みの問題ではなくて、大和證券のシステムが、支店毎に台帳管理をしていた時代のものとしか思われない。
デビットカードが今ひとつ利用が少ないから、大和證券でも、システム変更をしていないのだろうと思うが、私は逆ではないかと思う。
デビットカードの利用がし難いから少ないと考える。
もっとも、しょうがないので、かなり利用が難しいが、郵貯からインターデビットでを利用することにしたので、この不便さは解消した。
もしかしたら、インターネット利用に照準を合わせて、実店舗の仕組みの改良は見合わせているとしたら、賢い選択かもしれませんが。