「若年者自立支援プラン」について一言
2003.5.27に厚生労働省から、タイトルにあるプランが発表されたという記事があった。
成るほど、国も、企業に属さないで、手に職なり、専門知識を持った若者が、所属する企業に左右されないで、自立した考えで仕事をすすめるということが重要だとようやく気がついた・・・・・・・・・・と記事のタイトルを見て考えたので記事を読んでみたが、あれーーーとびっくり。
なんと、「大学卒業後も仕事につかない人やフリーターが正社員として働ける支援策をまとめた」とのご託宣。
なぜ、若者が企業に勤めないでフリーターやってんの!!
企業に正社員として採用されないからフリーターやっている。従って、職業なり知識訓練して、企業に就職できるようにさせようという、押し売りの親心が見え見え。
フリーターは、就職もしないでぶらぶらしている無職とでも思っているのだろうか。むしろ、フリーターは、出来の良い自立した考えを持っているので、企業のような古い組織には入りたくないという考えが主となっている。
まさに、国民保険を払わない若者が増えて困ったものだ。というお役人の「分かっちゃいない症候群」がSARSのように、防止方法も見つからず蔓延しているのだ。
考え方を変える難しさは、企業も国も同じで、経営、IT活用や外国語をはじめとした教育などで日本が遅れているのは、古い考えの人が、国や企業の中枢部を握っているからである。
Q:中枢部に新しい進歩的考えを持った人がならないのは何故でしょうか?
A:中枢部に新しい人を推薦する人が、古い中枢の人だからです。
ということは、ずーと日本は衰退し、座して死を待つということになる。
この点が一番良く分かっている小泉さんは、従って、日本をアメリカ支配にしようとしている・・・・・・なんてうがった見方?
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