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●MS-waLLETは決済を便利にするか?(1997.11.21)
- マイクロソフト社のIE4.0から、決済のカード各種を自分のWEBの中に安全に保管できるようになりました。すでに、カード登録のされているVISA,MASTER,AMEX、JCBは、すぐ登録できるようになっている。
- しかし、登録はしても、そのカードで支払いをできなければ意味がないというのが、現状だ。
- これは、カードをMS−WALLETで提示された時に、加盟店WEBサーバーがそれを受付けたうえ、必要なカードNO.、有効期限などを加盟店でWALLET上のカード情報から読み取らなければならない。このためのソフトウェアを加盟店個々のWEBサーバーに組込まなければならない。加盟店各社とも個々に対応はできないので、使えるインターネットショップはない。
- クレジット各社はSET対応の準備中であり、MS−WALLETと異なるSET上使えるWALLETを開発中の状況にある。
- SETのWALLETはMS−WALLETのように番号を加盟店で提示するのではなく、加盟店にカードを提示するが、カードID等は加盟店で読み取れないようにセキュリティーがかけられている。また、加盟店から会員のカード発行会社に認証書を添付するが、加盟店では差し出し先のルートだけが指示される等単純でないため、MS−WALLETとは別の各社仕様のSETWALLETとなっている模様。
- 漏れ聞くところによると、某クレジット会社のSET用WALLETはそれだけで
9MBの容量でダウンロードはできずCD−ROM配布となる模様。
- こういう状況のなかで、一番先にMS−WALLET上にクレジットID番号を登録し、登録カードイメージを提示するだけで、サービス利用できるようになる(12月1日予定)のが、電子クレジットのアコシスだ。
- アコシスの仕組ではID番号はアコシスのSSL対応のWEB一個所で入力する仕組のため、加盟店負担も、加盟店システムも一切変更せずにMS−WALLETが使えることになる。
- クレジットカードを発行しないで、カード制作費、カードへのエンボス(カナ文字のプレス)、書留による郵送代をなくしたアコシスが、真っ先にインターネット上のカードを作ったことは、これからのインターネット上の決済がリアルのクレジットカードを不要にする象徴というべきニュースであろう。
- マイクロソフトWALLETの提供が中止に(2000.9.27)
- 結局アコシスだけが、利用可能な状態であったため、今後のバージョンのエクスプローラには、MS−WALLETの組み込みはされないことになった。
- マイクロソフト米国本社のソフトなので、日本では、アコシスで使えて好評だよーん、と叫んでも届かないのでは。残念ながら、利用できなくなります。
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