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ネットバンキングからのリンク振込は、今後決済の主流になる


 ADSLをはじめとした常時接続利用者が急増している。こうした動きは、従来ダイヤルアップではちょこっと使うだけだった一般消費者が、インターネットにつなぎっぱなしで日常的サービスを利用することにつながってきている。
 
 こうした利用のしかたは、窓口に行かないで、その場で即時処理ができるという点で、金融関係取引のネット利用を促進していることは、ネット証券などで見られる。
 
 ATMでの預金の入出金、振込が窓口での取扱いにとってかわったのは、そう古いことではない。
 現金を取扱う入出金では、ATMの利便性が窓口に勝っているといえるが、振込が窓口にとってかわったのは、@振込手数料が窓口よりATMの方が安い A窓口よりATMが混んで待たされることが少ない といった理由だろう。
 振込については、この2点ともネットバンキングの方がATMより有利になっている。ということは、こと振込に関してはネットバンキングがATMにとってかわるということになる。

 振込がATMに変わる時には、私も操作がわかりにくく、案内の人に聞いたりしたことがある。ちょうど、ネットバンキングで振込をやろうとすると同じ戸惑いがあるのではなかろうか。この点をクリアーしてゆけば、遠からずネット振込時代になってくるであろう。

 こうした背景の中、利用者が振込先口座など入力しないで、振込先のホームページからネットバンクにリンクして振込ができる「リンク振込」(各金融機関でWEB連動振替といったりいろいろな言い方だが)が普及しはじめてきた。
 松井証券やマネックス証券といったネット証券での株式や債券購入代金の送金、ライフなどクレジットカード支払いなど金融関係から普及がはじまった。
 ネット上だけでなく、今までのATMのかわりということでは、取引がネット上でなくとも、支払いだけネットでという動きも出ている。(ニッセンの通販代金支払いなど)
 ネットショッピングだけでなく、テレビ通販やカタログ通販でも、支払いはネットでという動きになるであろう。
 
 リンク振込の最大の利点は、即時性(即時振込が反映されることと、24時間年中無休)なので、例えば通販でも、在庫確認など済んだ後、出荷前に振込をしてもらって、それから出荷といったことが可能となる。

 振込手数料を振込人負担とするか事業者がするかという負担の問題はあるとしても、債権管理や貸倒れリスクもなくなるので、安いコストで高額の回収も可能となることから、クレジットカードと並んで、今後主流の決済となるだろう。
 


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